まずは意識を変えてみよう
私は今まで私の周りのことや自分のことしか意識を向けていませんでした。今もたくさんのものに囲まれて生活をしています。
前回は世界の問題についてどのような問題が実際にあるのかをお伝えしました。
でも世界の問題が実際の私たちの生活とどのように絡み合っているのかを知らないといけないと思いました。
何気なく生活をするのではなく、普段の生活の中で何が世界の問題と繋がっているのかを認識して、意識を変えて行動していく。
1つ1つの行動にどのような問題が繋がっているのかを探していくのです。
実はこれはとても大切なことです。
実際に私達の生活とどのようにして世界の問題が繋がっているのかを認識するとそこにはどんな問題があるのかがわかり、そしてそれをどのように行動に移していくのかを考えていけるからです。
SDGsの17項目ある目標の中で私が一番はじめに気になった項目は12、つくる責任 つかう責任です。
私たちは日々生活をしています。その中で欠かせないのが、様々なものを消費しているということです。
消費する行動は私たちに切っても切れない行動だからです。 ではどのようにして考え、行動していくのかをお伝えします。
12、つくる責任 つかう責任
この目標は持続可能な方法で生産し、消費する取り組みを進めて いこうということを目指しています。
現在の私たちは地球上のたくさんの資源やエネルギーを使い さまざまな“もの”を大量に生産、そして大量に消費しています。
地球の資源やエネルギーは永遠ではありません。 永遠でないということは、なくなるのです。 なくなったらどうなるのでしょうか。 私たちはどうなるのでしょうか。 考えてみて下さい。 今私たちが普段何気なくしている生活はできるのでしょうか。 本当になくなってからだと本当に取り返しがつかなくなります。 だから一緒に今考えましょう。 1人1人が考えましょう。 今自分に何ができるのか、そしてできることを行動しましょう。
では具体的に私たちは何ができるのか。 皆さんはどう思いますか?どう考えますか?
私は意識や考え方を変えてみようと思いました。
例えば
- 生活している時の行動1つ1つについて、何気なく行動するのではなく、この行動はどのように世界の問題と繋がっているのかを意識していく
- 何かものを買うときに本当に必要なものなのかを意識してみる
- 買う際には環境や地球にやさしい製品なのかを調べたり、考えてから買ってみる
- なるべく自分が歩いたり自転車で行ける範囲の地元で買い物をする
- 買った製品はできるだけ長く使用する
- ゴミ問題と絡めるならゴミを出すときを考えてものを買ってみる
- 捨てようと考えたものを何か他のものに使えないか考えてみる
- 必要な分を意識してものを購入し、なるべくストックは控える
- 地球環境に取り組んでいる企業の製品を購入する
- 普段使っているものはどのような経緯で作られているのかを調べたり考えてみる
などなど あなたも自分でやれる意識の変化を考えてみて下さい
生活の1つ1つの行動を1つ1つ調べてみて下さい。 私たちが意識を変えて行動していけば、つくる責任も動かせます し、つくる側の方にもどうしたら人や地球を幸せにできる製品が 作れるのかを本気で考えて変えていってほしいと思います。
【調べる時の具体例】
私は、服を買うのが大好きです。今もクローゼットにたくさんの服 があります。私がインターネットで調べた中で、例えば『服 環境』 と検索すると、、、
- ファッション業界のCO2の排出量は増加の一途
- 服の約6割はポリエステルやナイロン等の繊維状のプラスチックが使用され、この細かいプラスチックが洗濯→下水→下水処理施設(細かいマイクロプラスチックはとらえきれず)→海へという流れがある
- 綿花栽培や染色で大量の水の使用がある
- 農薬問題
- 日本における衣類のリユース(使い捨てにせずにそのままの形状で何度も使用すること)、リサイクル(原材料として再生して使うこと)、リペア(修理して使うこと)率が低い
- 多くの衣類が捨てられている現状がある など
私たちが普段着ている服だけでも地球温暖化問題、海洋汚染問題、水問題、健康被害、リサイクル問題、ごみ問題などと様々な問題が絡み合っています。
これをSDGsの項目に当てはめていくと 3.すべての人に健康と福祉を 6.安全な水とトイレを世界中に 12.つくる責任 つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 服だけでも調べるとこんなにたくさんの問題が絡み合っていること がわかります。
では私たちの意識を変化させてどのように行動するのか、していく のか。皆さんならどうしますか? 考えてみて下さい。
私はどうしていくか。
- まず今自分の持っている服の素材を調べてみる
- 自分がどの会社のどのような製品の服をもっているのか調べてみる
- 環境によい服、よくない服の仕分けをする
- できるだけ環境によい服を着る
- 今持っている服を長く着る
- 自分が必要な服の量を把握し、本当に必要になるまで新しい服を増やさない
- 捨てる前に別のものに使えないか考え、再利用や再生をしてみる(自分の好きなものに変えてみる、手を加えてみる)
- 新しく服を買う際にその素材や製造過程や環境問題を意識した製品なのかを調べてから購入する
- 長く使えそうなものを選ぶ
- 洗濯の回数を減らせるものは減らしてみる(汚れたものだけ洗濯する)
- 繊維状のプラスチック製品を使用してるものを洗濯する際には洗濯ネットを使用する
今の現状を把握して、その中で自分なら何が出来るのかを考えて行動していく。
私たちの生活に日々直結していることからはじめてみませんか。 衣食住についてそれぞれ考えてみませんか。 調べてみませんか。
【行動する際の注意点】
1つ1つ自分で納得して行動して下さい。 やるときの心構えは、『今できることを今やろう』です。 自分ができるときにできることをやればいいのです。 他の人は関係ありません。 他の人はその人のペースで考えていけばいいのです。 誰かがやっているからやらなければいけないのではなく、自分がや りたいこと、できることをやるのです。 自分の考える地球によいと思うことを自分のペースでやってくださ い。 行動する上で1つ注意してほしいのはルールを作らないこと。 ルールは必要ありません。 ルールを作るとやらなければいけないと自分を縛ることになりま す。 今やれることをやればいいのです。 その意識だけ持って行動してみて下さい。 絶対意識が変わります。 考え方が変わります。 行動が変わります。 習慣が変わります。 だから今できることを考えながら行動して下さい。 1人1人の行動が世界を変えるのです。 自分自身を変えるのはあなたです。 今こそやりましょう。 共にやりましょう。 そして新しい世界を創りましょう。 注意)インターネットの情報を見る時の注意点 わたしも情報を調べる時はインターネットで調べます。 情報を見る時にはそのまま掲載されている内容を信じる のではなく、その情報が発信されている元を必ず確認して 下さいね。どこから発信されている情報なのかとても重要 です。自分が信じられる発信元なのかをぜひ確認してみて 下さい。
この思いに共感して頂けましたら、ぜひこの活動を一緒に広げて下さいませ。
1人でも多くの人に…
1人でも多くの幸せが訪れますように…
輝く未来を取り戻そう
今できることを今やろう
愛言葉は『地球天国』
~ここからはちょっと脱線 ~
私の今好きなことやハマっていることなどをお伝えします。興味のある人だけ見て下さいね。
今日は本をご紹介します。手塚治虫先生の『ガラスの地球を救え』 です。 私は手塚先生の作品が好きです。「火の鳥」や「ブラックジャッ ク」などなど 今日ご紹介した『ガラスの地球を救え』は、今読んでほしい本だか らです。手塚先生の思いが詰まっている本だからです。 私はこの本を読んで、とても共感しましたし、今私たちが意識を変 えて行動しなければ本当に私たちの未来はないと思います。 地球はガラスのようにもろいのです。 風船のようにずーっと空気を入れていたらいつかは破裂します。 もうこれ以上自分たちのエゴのために地球を傷つけるのはやめにし ませんか。 もう一度意識を変えて、新しい未来を輝く地球を私たちの手で取り 戻しませんか。 私たちならやれます。 絶対できます。 意識を変えて、日々の生活について考えて下さい。 本当にそれは今必要なことですか。 それをやるにあたって他の方法はありませんか。 自分自身に問いかけて下さい。 自分自身を変えるのはあなたです。
では、また
最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。 皆さんと繋がれることを嬉しく思います。